カナダのウクレレプレイヤー James Hill のオリジナル曲のほか、
ウクレレ超絶技巧にアレンジされた楽曲の数々が楽しめます。
■Uke Talk
作曲:Chalmers Doane (チャルマース・ドーン) → James Hill がアレンジ
まさに「 ウクレレのおしゃべり」というかんじでウクレレが踊りだすかのような
弾(はじ)けるようなフレーズが特徴。
🌺カナダでは Chalmers Doane のウクレレ指導方法を音楽教育に取り入れ、
ウクレレを必須科目にしている学校も多いとか。
教育的要素の高いウクレレサークル「ラングレー・ウクレレ・アンサンブル」ができたのも
その流れというか、影響あってのことなのでしょう。
■Down Rideau Canal
James Hill オリジナル曲。
世界遺産でも有名なカナダのリドー運河(Rideau Canal)。
冬になると運河が凍り、その氷上でスケートをしている(skating down)。
氷を滑る軽快さが、ありとあらゆるテクニックに散りばめられている。
■One Small Suite for ‘Ukulele
James Hill オリジナル曲。
直訳すると「ウクレレのための小組曲」といったところか。
こういったタイトルは、クラシック音楽でよく用いられる。
小組曲ということで、以下の3つの曲から成り立っている。
・Allegro con brio
・Largo cantabile
・Vivace giocoso
音楽用語で「速度」と「表現」を示すものだが、
それがそのまま曲のタイトルのようになっている。
こういったこともクラシック音楽ではよくみられることで、
クラシックぽく仕上げたのかな。James Hill の遊び心がうかがえる。
その他、James Hill オリジナル曲の「Song for Cheri」「Skipping Stone」や
映画主題歌となった「日曜はだめよ」(Never On Sunday)のJames Hill アレンジなど
聴きごたえ満載な一品。